アイムスキャットフードを原材料と成分から徹底的に分析
アイムスのキャットフードは、公式サイトの説明によれば、タンパク資源の中で肉類の量がNo.1。
お肉からしっかりと栄養摂取することで、良質な筋肉を作り、長生きに不可欠な運動を生み出すと説明されています。かさましゼロで高い栄養価が魅力のキャットフードであることが謳われています。
肉類を豊富に含んでいるということで、健康維持ができると獣医師も勧めているアイムスのキャットフードは、果たして本当に良いキャットフードということができるのでしょうか。まずは、原材料について徹底的に分析を行ってみましょう。
アイムス成猫用 毛玉ケア チキンの原材料と成分
原材料一覧
肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、植物性タンパク、油脂類(鶏脂、ひまわり油)、米、とうもろこし、食物繊維(ビートパルプ、スリッパリーエルム、サイリウム)、トリポリリン酸ナトリウム、トマトパウダー、マリーゴールド、ユッカ、β‐カロテン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)
成分値一覧
タンパク質 31.5%以上
脂質 18.0%以上
粗繊維 3.0%以下
灰分 8.5%以下
水分 7.5%以下
カルシウム 1.2%
リン 1.2%
マグネシウム 0.08%
タウリン 0.27%
ビタミンC 180mg/kg
ビタミンE 400IU/kg
オメガ6脂肪酸 2.5%
代謝エネルギー 388kcal/100g
原材料や成分値から分かった結果は?
アイムス成猫用 毛玉ケア チキンの原材料は、肉類としてチキンミール・チキンエキス・家禽ミールなどを第一主原料として使用しているので、たんぱく質が32%と高い比率で配合されていることがよくわかります。しかし、家禽類として表示されているミールやエキスという、どんな食材を使用しているかが不明な点もあります。
ミールやエキス、パウダーなどの表記があるものは、鳥の肉そのものではありませんので注意が必要です。植物性タンパクも原材料に含まれていることも注意が必要です。植物性タンパクとしてしか表記されていないので、何の食材が使用されているのかがわかりません。さらに、トウモロコシ、粗挽き小麦、植物性タンパク、ビートパルプ、BHA、BHTなどの猫にとってはあまり必要のないものも含まれている点もデメリットと言えるでしょう。
アイムス成猫用毛玉ケアチキンのキャットフードの危険度チェック
ここではキャットフードに入っていたらヤバい原材料や添加物の危険度をチェックしましたのでご参考にしてみてください。
BHA、BHT、エトキシキンなどのかなり危険な添加物は?
これらの添加物を長期にわたって食べていると発がん性や遺伝性の病になってしまう可能性が非常に高くなりますので一番注意してほしい添加物です。
BHA |
BHT |
エトキシキン |
---|---|---|
4Dミール |
副産物 |
遺伝子組み換え材料 |
誤魔化しの為の香料や着色料などは使われていないか?
これらの添加物は、粗悪な肉類を使用したキャットフードのおいしくない味を香料で誤魔化しのために使われている猫の体に害のある添加物で全く必要がありません。ビートパルプもかさ増しの為や食いつきをよくするための物で特に必要ありません。また、着色料も人間目線でおいしく見せようという物だけに使用されている必要のない添加物です。
香料 |
着色料 |
ビートパルプ |
---|---|---|
かさ増しやアレルギーになりやすい原材料などは使われていないか?
トウモロコシは猫にとって全く栄養のない原材料で無駄なカロリーを摂取しているだけの原材料で必要ありません。トウモロコシ、大豆や麦類はアレルギーの原因になったり消化器系のトラブルなど猫の病気のリスクを高めてしまいますので過剰摂取には気をつけましょう。
トウモロコシ |
大豆 |
麦類 |
---|---|---|
アイムスキャットフードの危険度チェック結果発表
アイムスを調べた評価はDランクのキャットフードです。
アイムスでは、着色料が使われていないことはメリットと言えるでしょう。ローズマリー抽出物は天然型の酸化防止剤ですので、合成のものに比べて安全性が高いと言われています。しかし、BHAやBHTなど、詳しい使用量はわかりませんが、危険とされる酸化防止剤は使用されているので、注意したほうがいいかもしれません。
低品質で粗悪な原材料は猫に悪影響を与える可能性があるので注意が必要です。動物性たんぱく質にばかり気を取られず、他の原材料にも注意してみた場合には、アイムスのキャットフードにあまり高評価を与えることはできないと言えるでしょう。
このように、アイムスのキャットフードには、メリットやデメリットが同居しているので、購入するときには慎重になって判断する必要があります。今後、デメリットを中心に改善させる可能性があるので、期待して待ちましょう。
アイムスキャットフードの口コミ評判は?
試供品でもらったアイムスが大好きみたいなのですが。。。
キャットフード |
猫の年齢 |
評価は? |
---|---|---|
アイムス 毛玉ケア チキン |
3歳 |
|
アイムスのキャットフードの試供品をもらって与えてみると、食いつきが抜群だったので、切り替えてみました!しかし、以前までのフードと比較すると、トイレの回数が増えたように感じます。。。軟便にもなりました。食いつきが良いのでそのまま続けていますが、軟便が続くようなら考えます。 |
食べなくなった。
キャットフード |
猫の年齢 |
評価は? |
---|---|---|
アイムス |
4歳 |
|
アイムスのキャットフードを今まで与えていたのですが、原産国がオランダからオーストリアに変わってから急に食べなくなりました。 |
原材料を見てびっくり。
キャットフード |
猫の年齢 |
評価は? |
---|---|---|
不使用 |
8歳 |
|
飼い猫が高齢になってきたので、違うフードに切り替えてみようと思って、アイムスを見たらびっくり。BHA・BHTを使っているのですね。。。ロイヤルカナンもBHTを使っていて驚きましたが、アイムスは、両方使っているので止めときます。食いつきが良いというピュリナワンに切り替えました。定期コースで購入すると便利でした!! |
アイムスキャットフードの詳細
販売会社 |
マースジャパン |
---|---|
フード名 |
アイムス |
キャットフード詳細 |
ドライフード 総合栄養食 |
製造国 |
オーストラリア |
工場 |
不明 |
キャットフードの選び方 目次
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
関連ページ
- キャットフード84種類のランク別一覧-キャットフードの教科書
- モグニャンキャットフードをはじめ人気キャットフードから安全なのか?危険なのか?を評価してキャットフードをランク別に比較しました。キャットフードのおすすめを探している人の参考になれば幸いです。
- ピュリナワン
- 猫を飼っている方なら一度は聞いた事のあるキャットフードピュリナワン。このピュリナワンはコーヒーでおなじみのネスレが出している商品で、猫に関する本や雑誌などでもよく取り上げられています。実際のところキャットフードとしてのネスレの口コミ評判などを分析してみようと思います。
- ナウフレッシュ
- ナウフレッシュキャットフードの一番の特徴は使用しているお肉が100%新鮮な肉類を使用しているところです!他の素材にも気を使い新鮮な野菜やフルーツも使用しているのですが、実際のところはどうなのかを徹底的に解析してみようと思います。
- go!ゴー
- ゴー(go)のキャットフードのコンセプトは、病気に負けない健康な体を保つための機能性食品が豊富なキャットフード、ダイエットに適した高タンパク低炭水化物のレシピのキャットフード、食物過敏症や特定の食材しか食べられない猫のためのレシピがあります。そんなゴーのキャットフード成分や原材料を徹底解析してみました。
- オソピュア アーテミス
- 世界中で愛用されているアーテミスのオソピュアは非常に厳選された新鮮な原材料で構成されているのが特徴です。サーモンをメインにしつつも、豆類や果物などがバランス良く配合されています。アーテミスオソピュアの原材料や成分などを徹底的に分析してみました。
- フレッシュミックス アーテミス
- アメリカのアーテミスによって作られている、人間が食べるものと同等のものを使って作られていると謳われているプレミアムフードのキャットフード「フレッシュミックス」のメリットデメリットなどを分析してみようと思います。
- ジウィピーク
- ジウィピークのキャットフードの良い悪いについては、原材料や成分を徹底的に分析することによって分かってくると思うので徹底的に分析してみました。ジウィピークのキャットフードの原材料は100%天然の新鮮な生肉を使用しているため、安全性は極めて高いですが、価格面はどうなのかもしっかりとチェックしたいと思います。
- ナチュラルチョイス
- 猫向けのキャットフードにも様々なものがありますが、ナチュラルチョイスはペットの健康が第一主義をモットーにして商品づくりをしています。1924年にカリフォルニアで創業されたニュートロという会社が販売しているキャットフードで、1990年には世界第三位のフードメーカーになり、日本でもナチュラルチョイスが販売されるようになりました。そこでナチュラルチョイスのキャットフードを徹底解析してみようと思います。
- ナチュラルバランス
- 最近のキャットフードには魚主体の物も増えてきていますが、ナチュラルバランスでは魚を使用すると過剰な塩分摂取となり、尿道等の疾患を起こす可能性があると考えているため、猫本来の健康維持のために原材料は肉類をベースに配合しているとの事なのですが、実際のところはどうなのかを徹底的に分析してみました。
- ソリッドゴールド
- ソリッドゴールドは、穀物が全く使用されておらず、品質が高い鶏肉や魚を主原料として製造されている猫専用のプレミアムフードです。そして、このキャットフードは、グレインフリーだけではなく、人工添加物や合成着色料、防腐剤、そして塩や砂糖などの調味料が使用されていません。そんなソリッドゴールドの原材料や口コミ評判などを徹底的に分析してみました。
- ティンバーウルフ
- ティンバーウルフのキャットフードは犬猫にとって本当に良い食事を常に考えたキャットフードを目指しています。ここではティンバーウルフの原材料成分値や口コミ評判を分析してみました。
- ロータス
- ロータスのキャットフードは、獣医さんも推薦しているヒューマングレードキャットフードです。ここではロータスキャットフードの原材料成分値や口コミ評判を分析してみました。
- FORZA10
- FORZA10のキャットフードとは、イタリアの猫用オーガニックフードで、安心安全をうたい、猫の健康のために考えられたキャットフードで有名です。価格が高いと言われていますが、産地や原材料や成分が安心できるものであれば適正価格とは思いますが、徹底的に分析してみようと思います。
- カルカン
- かわいい猫のCMでもお馴染みのカルカン(kalkan)キャットフード。そんなカルカンのキャットフードは本当に安心で安全なキャットフードなのかを徹底解析してみましたのでご参考になれば幸いです。
- JPスタイル
- JPスタイルはその名前からも分かる通り、全てを国産にこだわった日本製のキャットフードです。日本製ならどんなキャットフードでも良いかというとそうではなく原材料に何を使用しているのかが大事なってきますので口コミ評判なども考慮して徹底解析して見ました。
- フリスキー
- フリスキーとは、ネスレピュリナペットケアが販売するキャットフードブランドです。キャットフードとしては比較的安価な部類に含まれます。フリスキーのキャットフードの口コミ評判や原材料成分から徹底解析してみました。
- コンボ
- コンボのキャットフードでまず特筆すべきは、味や目的別、年齢別などの種類が豊富な点ですが、実際のところどのような原材料を使用しキャットフードとしての安全性、猫の健康を考えているキャットフードなのかを分析してみました。
- シーバ
- シーバのキャットフードといえば、外はカリカリ、中はクリーミーという宣伝文句で、CMなどのメディアではいかにも高級感あふれる映像が流れます。果たしてシーバは安心安全なキャットフードなのかを調べてみましたのでご参考になれば幸いです。
- プロプラン
- ネスレは、ピュリナプロプラン以外にもピュリナワンなどの人気キャットフードを取り扱っている事でも有名です。そこで、プロプランの口コミ評判や原材料成分からおすすめできるのかを評価した結果をご紹介しています。
- モグニャン
- モグニャンキャットフードの原材料や成分値を徹底的に分析して、危険度をチェックしています。また、モグニャンキャットフードの基本情報なども紹介しています。
- カナガン
- カナガンキャットフードの成分や試してみた口コミや評判などを調べてみました。カナガンキャットフードは子猫から老猫まで対応しているのですが全年齢対応って本当に安全なのか?原材料成分は安心できる?などもしっかりと分析して評価してみようと思いますのでご参考になれば幸いです。
- ねこはぐ
- ねこはぐキャットフードという無添加はもちろん国産原材料を使った安心安全な国内で生産されているキャットフードを徹底解析してみました。ねこはぐの口コミ評判はどうなのかもしっかりと分析しています。ねこはぐの購入を検討している方のご参考になれば幸いです。
- ファインペッツ
- ファインペッツのキャットフードを徹底的に分析してみました!尿路結石対策でも人気のあるファインペッツなのですが、実際のところはどうなのかを成分や原材料を徹底解析してみました。
- シンプリー
- シンプリーのキャットフードを徹底的に分析してみました。グレインフリーにレシピが変更になったシンプリーはどんな原材料成分を使っているのか?みんなの口コミ評判はどうなのか?も分析して評価してみようと思います。
- アカナ
- アカナのキャットフードのラインナップは全3種類なので、ローテーションで与えれば、なかなか飽きないはずです。 アカナのキャットフードは、鶏肉ベースの「ワイルドプレイリー」と、魚肉ベースの「パシフィカ」、ラム肉ベースの「グラスランド」がありますが、いずれも穀物不使用(グレインフリー)となっています。そこでアカナのキャットフード成分や原材料を徹底解析してみました。
- ジャガー
- ジャガーのキャットフードを徹底的に分析してみました。グレインフリーで肉原材料を80%以上も豊富に使っている高タンパク質のキャットフードがジャガーなのですが、どんな原材料成分を使っているのか?みんなの口コミ評判はどうなのか?も分析して評価してみようと思います。
- オリジン
- オリジンのキャットフードを徹底的に分析してみました!良質な原材料や猫の健康を第一に考えているオリジンなのですが、実際のところはどうなのかを成分や原材料を徹底解析してみました。